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一方的な情報収集が苦手

アメリカの大学院、とにかくいっぱい「読まされる」というのは有名でして、人生こんなに読んだことないよ!というくらい読んでいます。
今セメスター始まって9週目くらいですが、毎週200ページ以上は間違いなく読んでいるので、2000ページは最低読んだ、というところでしょうか。

英語に限らず、私は読むのが遅い。

中学時代、みんなでジャンプを読んでいた。友達がページをめくるスピードで読むことができず、右ページくらいしか読めなかった。

マンガ喫茶なるものに行って見た。マンガを買ったとしても同じ値段、くらいの量しか読めなかった。(マンガ喫茶意味無し)

大学時代(日本)、日本語でさえも経済書等読むのに時間がかかり、1ページ5分くらいかかることもざらではなかった。

そして今、すごい一杯読まなければいけないのに、読むスピードがすっごい遅い。(つまりその分寝る時間が減る。)


僕の友達にも何人か、とてつもないスピードで本を読め、年に100冊とか200冊とか読める人たちを知っています。あれは、生まれつき身につくものなんでしょうね。僕には到底無理です。
これは英語力の問題ではなくて、単に読む能力が遅い。国語力の問題。

僕が早く読めない理由は明確。
情報の一方的なインプットに耐えられない。
つまり情報が少しでも入るといろいろ考え込んでしまう。はっ、と気づくと読んでなく、何かを考えている。本を読むというのは一方通行の情報の動きでして、PCで言うと、ひたすらDownloadして、HDDがかりかりかり、と動いている状態。
この勝手に動き出す思考回路が、単に行間を読むというものにだけ時間を割かれるのであればまだましなのですが、直接関係無いものもぴぴぴっとどんどん連想が膨らんでしまい、本文からかけ離れたことを考えたりしてしまう。

これ、もう10年以上も同じ状態なので、おそらく今後も直らない。

その代わり、別に本を読んでいないときも、ちょっとでも得られた情報からいろいろと考え事は普段からしている。考え事がヒートアップしすぎるとそれが原因で、寝れなくなるほど。(頭のCPUが暴走気味に働き、寝れない)。

これはリスニングも同じ。じっとひたすら聞き続けるということができない。そこから連想して何か考え事をしてしまう。「気が散る」というのとはちょっと違うのでしょうが、TOEICも最後まで「気が散らず」聞くことができたのは1回しかない。TOEICの最初のほうの写真とかがもっとも手ごわく、「おっ、この写真ってどうやって取ったんだろう?」とかおもっている間に、ナレーションが終わっている。。。(涙)

この僕の欠点は、特に学術の世界では邪魔もの以外の何者でもなく、苦戦をしてしまうわけです。
どうにかならないもんですかね。。。


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by shinji_isono | 2006-03-10 06:28  

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