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タマレに移動、アメッド氏に会う。

バスでの移動、死にましたわ。。。何時間かかるのかと思いきや、なんと14時間以上。アクラに来るのに24時間かかったのにさらに半日以上使うとわ。。。世界は広い、というのと高速バスという割にはスピードが遅い。。。というのがありました。何でスピードが遅いか。理由は明確で、道路がきちっと整備されていない。首都から第二の都市を経由して、第サンの都市タマレに着くのですが、これだけ幹線道路となるべき町の中であるにもかかわらず、夜はまさに日本で言う国立公園の山奥を運転しているような感じで、光もぱらぱらと住む民家の明かりがちょいと見えるくらいで、あとは両端ジャングルが覆っている。道路事態もでこぼこで、片側一車線が結構多い。さらに遅くなった原因として、行く先々で基本このバスをターゲットしているであろう売り子のおにいちゃん・おねえちゃんたちが飲み物、食べ物その他もろもろを売りにき、そこでバスがいったん止まるのです。みんな窓を開けてパンを買ったりバナナを買ったり。とにかく振動をもろ体に受け、尻が痛かったですわ。。。
で、バス停で3時間以上も待っていた、というアメッド氏についに出会えました。JICAの方は想像よりすごい若い方だったと書きましたが、今度はその逆。思っていたより結構な年の方でした。おそらく50くらい???なのでは、と思いますがびっくりするくらい親切。3時間待たせたのもなんのその、すでに宿を取ってあり、そこに車で送ってくれる。
そして今日、彼とミーティングし、僕のやりたいことを話しました。なぜ、彼とWorkするのか?なのですが、この彼。今日はじめて知ったのですが、実はNPOの方で、僕が訪問する村ですでに農業の生産性を挙げるためのコンサル等々をやっている方。今回の僕らの目的等を説明すると、「それは確かに重要だ」というようにいろいろと意見・賛同をいただきました。明日は彼がアレンジしてくれている、村のリーダー(Chiefと呼ぶ)にお会いします。
いろいろとアンケートを見せて、これで彼らが理解できそうか?と質問してみたり、逆にこの仮説が崩れたときは問題ないのか?と彼から質問がきたり、となかなか密度の濃いMTGでした。とにかく、タマレでもそうですが、普段仕事していない人が多い、というのを彼は気にしておりました。
この彼は現在こういう仕事を10個の村に対してやっているらしいのですが、結構な時間を僕の仕事にかかりきってくれるようで、非常に助かります。結局、その町に泊まるというより、毎日タマレから車でリサーチに行く(車10分くらいの圏内なので)ということになりました。
それ以外は今日はタマレの探索。交通量がアクラに比べて多くなく、空気が比較的には悪くなく、こっちのほうが住み心地よい気がしました。そんなに広くないですし。インターネットカフェによったのですが、なんと日本語が使えた。。。過去に日本人がきたんでしょうかね?ただ、USBを使えないPCだったのが残念でしたが・・・

PS今日はだいぶ、蚊にやられてしまいました。。。マラリア蚊でないことを祈りますが・・・
PS電気がある町に住んでいるはずなのに良くあることですが、今も部屋の電気がつきません。部屋の中、懐中電灯一つですごしています。ここで問題。
懐中電灯一つで部屋全体を明るくしたいとき、どこを照らせばいいでしょう???

僕の経験上、答えは「天井」のようです。そこに照らすと光がちらばり、全体的にやや明るくなります。まさか、この町にいるのに電気の無い生活を楽しめるとは・・・

by shinji_isono | 2006-06-21 22:38 | ガーナフィールドリサーチ  

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