春休みの読書感想文2

これで最後になると思いますが、今月読んだ本(+書き忘れていた本)

まともバカ―目は脳の出店

養老孟司の本。ほんと、頭めちゃくちゃいいですよね、この人は、と思います。学問というもの、知識というものをどう使うべきなのか?について、今一度考えさせる、また学問というものを生かす、ということができていない最近の若い人達に対して警笛を鳴らす。そんな本です。

プロ論。

回り物でたまたま手にした本なんですけど、簡単にざっと読めるし、個人的にはそんなに悪くなかった。これは、いろいろな世界で成功した人たちが転職について、キャリアについてB-ingで語ったものを集めたものだと思う。なので、転職について書かれていることが結構多いけど、それでも、いろいろ仕事に対する姿勢とか面白かった。ビジネスでの成功者については、ちょっと面白くなかったけど、いろいろ芸術の世界で成功している人とかの話は興味深かった。

環境と倫理―自然と人間の共生を求めて

この本ですね、99年に買ったんですよ(大学生協のレシートがまだ挟まってた 笑)。
ずっと読んでなくてですね、にもかかわらず、「捨てる」「売る」といういくつかの引越時に迫りくるピンチをも華麗にくぐり抜け続け、ここアメリカにまでわたってきちまったラッキーボーイ。ようやく読みました!!
章によって別の人が書いている本に典型的な、あたりのパートとはずれのパートとがあるんですけど、いくつかのパートは非常に面白かった。倫理学、という世界から環境を考えるとどうか?という感じで、法体系、経済的なインセンティブから環境問題に迫るのがよくあるパターンだけど、これは違う視点から迫ろうとしていて、その辺は面白かったし環境問題の難しさを改めて実感できた。


フラット化する世界

読み始めたばっかりで、まだ読み終わってないんですけど、なんかこの本読むと、「あー、この2年間違う世界にいたんだな」という気がして、資本主義社会に戻るにはちょうどリハビリになりますね(笑)。もう、IT活用による新たな時代はここまで進んできているという「スピード感」を取り戻させてくれるようなそんな本ですね。まだ20%くらいしか読んでないのでちょっと今後何が書いてあるのか分りませんが・・・(英語のレベルが、大学のケースみたいに分りやすい英語なので英語の勉強にもお勧めですよ。すんごいぶっといですけど(日本語だと二冊になってますね))

現場から考える国際援助

古い本なんですけど、大学の図書館においてあるのを友達が借りていて、それを貸してもらって読んだ本。UNDPに勤めていた筆者が、国際開発とはどういう日常か、とか、どういう仕事をしているか、という話に加え、開発の問題は何か?等々まで幅広くかかれている本。さらっと読める本なので、国際開発に興味ある方は軽く目を通してもよいかもしれません。

旅をする木

大好きな写真家、星野道夫のエッセイ集ですね。アラスカだけでなく、他のところにいたときの話もいろいろ入っています。非常に暖かく、自然というもの、その自然のど真ん中で行き続けている人が本当に大好きで、心を通して自然を見ている、そんな感じが分かる本です。珍しく、写真が一つも入っていない本なのですが、夜にゆっくりと静かなところで読むと癒されますね。

ウォールデン

環境に興味ある人であれば、「沈黙の春」に匹敵する有名な本で、結構知っている人が多いと思うけど、ヘンリーソローの名著。この本、8年位前に日本語で一度読んだんですけどね、基本的にこの本、哲学に近い部分もあって実際何書いてあるのかよくわからなかった。今回、ここアナーバーで何万ページのリーディングもした身として、英語で再チャレンジ!!

結果、





再度、撃沈!!!
やっぱり、何かいてあるのかよく分らなかった・・・(涙)

なんでしょうねぇ、最近分りやすく平易に書かれている本が多くあって、それはそれでいいことなんだろうけど、こういう難しい本をちゃんと読めるようにならんと、思想も深まりませんよね・・・と思いつつ、また8年後に(今度はスペイン語で?)挑戦しようと思う。


PS 留学して(というより学生して)よかったな、と思えることの一つに、いろいろな本を読めたことがありますね。なかなか仕事してると本読む時間も気力もあまり無くなり、かつ普通の人より読むスピードが遅いので、なかなか量を読めない。授業で読むリーディング等に加え、40冊以上は本読んだと思うけど、それができたというのはほんとによかった。
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by shinji_isono | 2007-06-23 11:01  

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