カテゴリ:AnnArbor生活( 246 )

 

最終回

昨日、ついに車を買っていただける人も見つかり、アナーバー生活の「終わり」感がだいぶ出てきました。本日が予告どおり最後の投稿となります。

まずは、2年間ちょくちょく見に来ていただいた方、どうもありがとうございました。
知り合いにほとんど教えない、というコンセプト(?)のもとでやっていたため、多くの方は実際には僕はお会いしたことの無い、名前も知らない方々だったと思いますが、にもかかわらずこれだけ見に来ていただいて、ほんと有難うございました。

2年間、いいことも良くないこともありましたけど、とりあえず今までにはしていない新しい経験ができたことは確かですね。留学ってどうなの?する価値あるの?って疑問を持っている人もいるでしょうけど、僕が感じたのは、「国際性」これは間違いなく見につきますね。個人的にはこの漠然とした言葉、あまり好きじゃなかったのだけど、説明するにはこの言葉しかない、という感じ。

国際性というと、すぐ「英語か?」と思う人がいるだろうけど、そんなのは英語圏に2年とかいれば誰でもそこそこできるようになるのは当然で、それよりもっと大事なものとして、国際的な視野が得られるということ。ちょっと友達と話すにしても、常にその小さな井戸端会議で「日本代表」を背負っているということになるのです。日本は、とかアメリカは、とかヨーロッパの人は、とかそういう視点で物事を見て、考えて、自分なりの意見を持つということがとてもできてきた気がします。やはり、日本に居ると、日本から世界を見ているだけなのだけど、留学とかすると世界から日本を見ることになる。それによって、日本の悪さも見えたりしたけど、それよりむしろ日本の凄さ、良さ、強さをより再発見できたと思っています(ブログにもいろいろ書いてきたと思うけど)。

で、国際性を身に着けるとは何か、と考えてみると、最終的には日本をより知るということなんだなぁ、と思いました。国際性を身につけたい方に言いたいのは、まず英語を身につけて海外に多く住むとか外人と付き合うようにする、ということではなくて、日本にどかっと住み、日本語をしっかり見に付け、日本人の価値観・考え方を理解した上で世界に出る、ということをされたほうがいいと思っています。そういう自分の中に持っている「基準」が無いと根無し草っぽくなってしまうのではないか?という気がします。物事は比較論ですから、それを測るための定規が必要。それを日本で身につけてから行かないと、日本を代表できないし、海外のいいとこ、わるいとこも分らない気がします。そういう意味では少し遅めの年齢での留学でよかったなぁ、と思える部分でもあります(若く行けばそれだけ英語が見に付くのだけは早くなるでしょうけど)。

そういう意味では、アメリカ留学して僕の中でのアメリカの評価はどかっと落ちましたね。日本に居ると、実はアメリカのいい部分しかほとんど見えていなかったと思ってます。この国、世界最大の経済大国だけど、実際には先進国の部分と途上国の部分が両方混在する国家でして、駄目な部分が相当ある。特に格差問題はひどく、エリートはさらに富を得られるようになっている一方、今だに市とかからの食糧配給に頼っている人が多くいる(けど根本的な解決をしようとしていない)。まだ他にもいろいろ書けるけど、民度みたいなものは低い気もするし、一方でこれだけ多様性を有している国家を統率することの難しさも分る気がするし、といろいろなものが見えた気がします。こういうことが見えてきた結果、アメリカ人にも全然臆することがなくなったし、言いたいことを言って、自分の主張も明らかにできるようになったと思っています。

今後、また新たな道を踏み始めますけど、こういう国際性を身につけたまま、日本の良さを理解し、それを維持し続けることに何らかの貢献ができたらいいな、と考えてます。

これでこのブログは終わりますけど、また新たな道を踏み始めたら、どこかのブログでまた書き始めるでしょう。このブログってなんてことない仕組みですけど、面白いですね。

では、またどこかでお会いしましょう。バイバイ!
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by shinji_isono | 2007-06-24 22:24 | AnnArbor生活  

引越準備開始

アパートの契約も来月に切れることもあり、引越準備をスタート。
いろいろ物を売っていきたいのだけど、売れるものが対してないので、捨ててしまうものがほとんどか?という状態。

とりあえず、車をちゃんと売れればいいね。あとの物はがんばって売ってもたいした値段が付かないものばかりなので仕方ないか。(車以外のものを全部うまくさばけてもきっと300ドルもいかない。売り手もなかなか見つからないですしね。)

つーことで、今年も毎年恒例の引越の時期が来ましたわ。またですわ。
2001年に引越して以来、年に一度しているこの引越。そろそろ定住したいものです。
でも、引越をこうやって続けていくと、ほんとに物がどんどん減っていきますね。いいことだ。

あまり物を持たずにシンプルに生きたい、と思います。
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by shinji_isono | 2007-06-21 23:09 | AnnArbor生活  

ブログ閉店のお知らせ

2年前の6月より始まったこのブログ。
すでに書いた記事が450件を超えており、つまり2日に1度以上のペースで書いていたという輝かしい記録も残すことができました。(←暇だったのか?)

最初の頃はほとんど読者も無く、なんで書き続けているのかは本人も謎だったのだけど、その後いろいろな人に(どうやって見つけたのか知らないけど)来ていただけるようになりました。
まじめなことを書こうとしてみたり、アホな記事を書いてみたり、はたまた単に愚痴ってみたりと、何のブログなのかよくわからない支離滅裂系でしたけど(←本人は気にしてなかったのだけど)、それでもちょくちょく覗きに来ていただいた


あなた!!




堀内孝雄ばりに




「せんきゅー!!」




と言わせていただきたい!

留学ブログだったので、留学生活が終わってしまった以上、これで一旦弊店をしようと思います。


このブログ、一番の弱点だったのは、


僕の実名がIDになっとる・・・・


というインターネット時代にあるまじき失態!
これはまだブログも知らない時に、留学に際し作ってみようっと、さくっと手続きをしたのが問題だった。うる覚えだけど、

名前欄の次くらいにID欄があって、名前欄だと思ってID欄に書いたのだと思う。まー、別にどう間違えたか、いま一生懸命検証しても、意味無いんですけど。


ということで、実はこのブログ。僕としては非常に当たり障りの無い範囲で書いていた!笑


ブログ開設後、数ヶ月後に(←そんなにかかったんかい)この失態に気づき、IDを変更しようともくろんだものの、IDとはその名のとおり、Identificationのために必要なものであって、これを変えるということは言語道断。


人間に例えるなら、

かっこいい男になりたくて
賢い男になりたくて
でも、ちょい悪な男になりたいために、



ファッション雑誌を読むのでもなく、猛烈に勉強するのでもなく、キザなサングラスを買うのでもない





「僕の遺伝子(染色体)を変えて♪」



というのと等しいのだ!(←そこまで例出して説明する必要なかったと思うけど)




そんなの無理無理!


ということでこの由々しき現状に甘んじていたのである。2年間とぼけ続けていたのである。



そんな中、あえて





気づかない振りしておいらをいそいそさん、とかいそさんとか、呼び続けてくれていた方々!







「あんたら、さいこーだよ!」




という気持ちでいっぱいであります。




てなわけで、このブログの命日を決めた。
それは2年前このブログを始めた日である6月24日

それまでまだ二週間ほどありますので、ぜひご愛顧のほどを。



PS 今度は違うIDにして、参戦するぜ!
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by shinji_isono | 2007-06-09 01:45 | AnnArbor生活  

留学落語

このブログも早いもので、あと三週間もしたら丸二年になるんでぇございます。早いものですねぇ。ここ留学先、亜米利加ってぇのは、当然英語を使う国でございますから、日本語なんてのは普段一切使わないんでございますねぇ。ですから、このブログ以外で日本語を使う時ってぇのは、

「あっ・・・、またこの亜米利加人、人の都合も考えず、ぺらぺらぺらぺらしゃべりやがって・・・。今日も忙しいっていうのに、いつまで話続けるのかしら。。。顔は笑顔で「アイ、スィー」とか言ってても、もうあなたの言葉は右から左に通り抜けてるだけですよっ」

ですとか、

「おっっと、このガイジン・・・・。「ハイ!」なんて笑顔で握手を求めるのはいいけど、トイレで洗った手、ちゃんと拭いてないじゃない・・・・。この私のぎこちない笑顔から察しなさいよっ・・・」

てなことを心の中で叫ぶくらいが限度なんでぇございます。もちろん、心の中でだけですよ。ガイジンは日本語わかりませんからね。でも、不思議なもんですね。いくら毎日英語つかっててもですね、びっくりしたときは日本語が出る時がありますね。私もね、友達とミーティングしてたときにですね、あまりにびっくりして











「MAJI!!」



と叫んだことがございましたね。思わず口から日本語が出て、亜米利加人の顔面にどーんと直撃した時には、このびっくりが倍増しましたけれども、でもですね、さらにさらにびっくりしたことがあったんですよ。その後、その亜米利加人がなんと、












「Yeah, it's true ! 
hahahaha」



なぁんて言い返しましてですね。これはぶったまげましたね。お前は日本語わからないだろっって、「まぢ」なんていうスラングなんてさらにわからないだろって、「まぢ」って漢字で「真剣」って書くって知ってるの・・・・・・、ってなのはどうでもよいのですが、このようにですね、亜米利加人というのはですね、適当に人の話を聞いている時が結構あるんですね。


こないだもですね、友達とレストランに行って、「はんばあがぁ」を注文したんですけどね、



「えーっと、あっしはこのばーべきゅーばあがぁ、なるものをいただこうかな。寅さんはなににするんだい?」

「・・・へい。あっしは、こっちのいん・・・・、いんぐ・・・・、いんぐりっしゅばあがぁ、っていうものをひとつ・・・」

「お、寅さんなかなかはいからなものを選ぶねぇ。え、なになに・・・?こっちのウェイトレスさんが「はんばあがぁはどんな風に好きですか?(How do you like it?)」だってよ。寅さんはどうすんだい?」

「どんな風に?亜米利加のウェイトレスは変なこと聞きますねぇ。どんな風にって、そりゃー、あっしだって、こう見えてもアナーバーのはんばあがあを食べつくしたと言ってもいい人間ですよ。次はどこのはんばあがあを食べようか、、、と毎日考えるほど好きで・・・・」

「ちょっ、ちょっと寅さん寅さん・・・・。お前さんがどれだけはんばあがあを好きかなんて聞いてないんだよ。困ったねぇ、この人は。ウェイトレスさんはね、どのように焼いて欲しいのか、を聞いてるんだよ。」

「なんだ、そういうことでしたか。てっきりはんばあがあに対してどのくらいの熱意があるのか、を聞いてるのかと思いやしたよ。でも、それにしても変ですねぇ、焼き方なんて言ったら、フライパンをあっためて、油を引いたらまず表面をこんがり焼いて、その後弱火でじっくりと・・・」

「寅さん寅さん!!ちょっ・・・・、あんたは・・・ほんと困った人だね・・・。亜米利加にもうどれだけ住んでるんだい?「どのように焼いて」というのは、「どのくらい焼いて欲しいか」と言うことに決まってんだろう。向こうは料理のプロだよ。焼き方なんて知ってるに決まってるじゃないか。あまり焼いて欲しくなければ、「れあ」、半分赤みを残して欲しければ、「みでぃあむ」とか言えばいいんだよぅ」


なんてことを話しながら、私がみでぃあむ、寅さんがれあということで、やっとの思いで二人分の注文をしたわけでございます。




「あー、早く来ないかな~。おなかすいたな~。」



と思っておりますと、先ほどのウェイトレスさんがですね、二人分のはんばーがーを持ってやってくるわけです。


「あ、こっちがみでぃあむね。じゃ、あたしで。そっちのはんばあがあは、れあだから寅さんの、と。」



亜米利加のちゃんとしたはんばあがあってのは、本当に大きいんですね。そのままかぶりつくなんてのはできないので、フォークとナイフなんてのも出てきて、こーやって、半分に切って食べると食べやすくなるわけなんでございます。で、ちょっと半分に切ったりしてみると、この分厚いお肉の断面が見えるわけでございます・・・


「あら、やだね、こりゃ。みでぃあむって注文したのに、うぇるだんんなってるよ。・・・あっ、これは失敗したな。亜米利加では一般的に日本より多く焼いて持ってくる、ってことを忘れてた。亜米利加でみでぃあむを食べたければ、みでぃあむれあ。みでぃあむれあを食べたければれあ、って言わなければいけなかったんだよぅ。・・・・というと、寅さんの焼き加減がちょうどみでぃあむになるね。どうだい?寅さん」


「・・・・・・へい。あっしもうぇるだんになっております。赤みの残っているお肉が見つかりません・・・」


うぇるだんって、英語でかくと「Well」と「Done」の組み合わせね。「よくできた」ってな感じで訳したりもできそうだけれどもね。何にもよくできてませんね。「ぐっじょぶ!」と同じような意味になりますけどね、そんな言葉は寅さんの口からでさえも出てこなかった、というわけなのでございます。



・・・てなわけで、もう、亜米利加にいると、大体こんな感じなのでございます。もう、いちいち腹も立ちませんね。あー、また話を聞いてなかったんだ・・・、となるだけ。2年前の亜米利加に来たばかりの時は、「じゃー最初から聞くなよ!」な~んて、心の中でつっこみを入れて、右手でどついたりもしましたけれども、もうね、2年もたちますとね、何も無いですね。下向いて食べ始めるだけなんですね。


でもですね、悔し~いんですけど、そうは言ってもやっぱり亜米利加で食べるはんばあがあなるものは、本当においしいんですね。会話も無くなりながら、下向いて、こう、がつがつ食べ始めるわけでございますよ。そうすると、亜米利加のレストランでは、ウェイトレスがまたやってきてですね。

「How's everything ?」

なんて聞きに来たりするんですね。もちろんですね、頭の隅には「焼きすぎだろうこのやろー」なんて思って、いっちゃおうっかな?やめとこっかな?っていう葛藤が0.8秒くらい頭の中で起こるんですけどね、脳内会議で穏健派が急進派を抑えつつ、ついついこう言っちゃうんですね。





「That's good !」



残念なことに笑顔もつけちゃったりしてね。こんな時に、「あー、日本人だなー」って思いますね。

今回もですね、満面の笑顔で顔を上げて、親指を縦に突き出して、



「ぐぅーーーーっどっ!」





と答えたときには、話を聞かない亜米利加人ウェイトレスは、すでに遥か遠くにいたのでございます・・・・。

←山田く~~ん。座布団一枚クリック!
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by shinji_isono | 2007-06-07 13:51 | AnnArbor生活  

ワンパウンドバーガー

なるものを昨日食べました。

1Poundとは約450gです。

ハンバーグステーキ定食のちょーでっかいハンバーグがどこんとハンバーガーの中に入っている、そういう代物です。

これは昔から噂では聞いていたんですけどね。ついに、食った!そして食いきった!

これがたったの10ドルで、ハンバーガーもパンもちゃんとおいしいというところがミソ。

だからこそ全部食えたんでしょうな。

アナーバーのスポーツカフェにあります。この豪快な食べ物。

ぜひ、お試しあれ!


PS たぶん、アナーバーはなれる前にもう一度食べに行くと思う。その時には、ぜひ写真を撮ってきます。
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by shinji_isono | 2007-06-03 00:46 | AnnArbor生活  

撤退準備を少しづつ

しはじめました。

まずは大量の勉強に使ったノート、論文等々の整理。
昔は、

「ずっと持っていたい物であるか」

で、捨てるか取っておくか決めていたのだけど、最近は、

「また読むか、どうか」

を基準としているので、そうすると結構なものがゴミ箱行きとなる。
最近は電子化してきているので、データとして持っているものが多く、たぶん昔に比べて紙の出る量は少ないのだけど、それでもそこそこあった。
それらを一気に整理してみました。

整理してみると、アナーバー初日に日本から持ってきたアナーバーの地図とか大学からもらった留学ガイドみたいなもの等々が出てきた。懐かしい。

この非常にわかりにくいDirectionを頼りに、でっかいスーツケースを転がしながら、わからん英語で、愛想のよくないアメリカ人に対して苦闘しつつ、

「僕の泊まるべき寮はどこですか?」

と探し回っていた頃を思い出します。あの時はほんと、しんどかった・・・

これから荷物を減らすためにいろいろなものを処分していこうと思っとります。
アナーバーにすんでいて、何か物をそろえたいなと思っている人で、たまたまこのブログを発見した方、ご連絡ください。何かお売りできるかもしれません。
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by shinji_isono | 2007-05-27 21:02 | AnnArbor生活  

ボランティア活動

となりの町のちょっとしたボランティア活動に参加してみました。
といっても、遅れていったためほとんど活躍していないのですが、

道路の中央分離帯のところにあるスペースに植物を植える、という作業。
ちょっとだけ土作業をしてきました。
その後、公園にてお昼ご飯がボランティアに対してフリーで配られました。

余談だけど、アップルパイはアメリカのものの方が日本のよりおいしいね!と思ってます。
昨日出されたアップルパイは「Bakers Square」というお店のものなんだけど、うまかった!


最近のアナーバーは気温の変化が激しくちょっとしんどい。
一週間くらい前に最高気温30度も記録してしまったにもかかわらず、3日前くらいは最低気温2度とか。
風邪ひきそう・・・
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by shinji_isono | 2007-05-20 23:42 | AnnArbor生活  

人生の目標

留学する前と始まってからそして終わるまでにかけて、予想とまったく違ったのは、思った以上に忙しかったということだ。

個人的にはあまり好きではないのだけど、アメリカの大学院レベルの教育制度(特に修士)って、とにかく強制的に勉強させるというのが多い。

学校側がカリキュラムは徹底的に磨いて、いい物を作った。どんどんタスクを与えていくから、何を勉強するかとかあまり考えないでいいから、とにかくこなしていけ! という感じ。

なので生徒はどのクラスを取るか、くらいの選択肢は多少あるけど(それでも必修科目とかもあり、選べるレベルはたかが知れている)、ひたすら宿題(課題)を何も考えずに端からこなしていくと、いつの間にか実力が付いている、という仕組みになっている。

日本の修士ではあまり考えられないだろうけど、その代わり、専門性が実は高くない。日本だと、○○の研究をしてました、というまさに学者の卵みたいな感じの勉強をしてきた、見たいな人が修士になるけど、こっちだとスクールによっては論文も出さないし、とにかくクラスを取りました、で終わってしまったりする。

修士に対する位置づけが日本とアメリカでは違っていて、日本では、専門家にするための第一歩って、感じがするけど、アメリカでは大学では対して勉強してないから、修士課程によって、一通りの土台を作る、という位置づけになっている。


で、僕も英語ができない上に、こうどんどんと宿題がきて、主体的に勉強ができない状況だったので、趣味っぽいことがほとんどできなかった。この誤算が大きい。

今読んでいる本(前の会社の後輩のK氏に教えてもらった)に

「The Joy of Not Working」(邦題では「働かないって、ワクワクしない?」)というのがある。

面白いのが、十分なお金を持って引退してあとは悠々自適な生活を送っている(はず)の人の多くが実は楽しいと感じていないということ。

日本人にはよくあると思うんだけど、

「仕事」を抜いたら何も残らない

という人にとって、引退というのはいいものではないのです。

「そんなの、それから楽しいことを何でもいいから見つけてやればいいじゃない」

と思うかもしれないけど、そんなのは60歳になるまで持ち続けてなく、考えたことも無かった人が、いきなり思いつき、毎日没頭できるようになるなんていうのは、容易なことではないのだ。

これは定年前でも同じで、すごく忙しく働いていて、高給を稼いでいても、時間がなくて使う暇が無い。結局何に使うかというと、家やら車やら、贅沢海外旅行やらといったようなものだ。

僕自身は、給料の多さには対して興味ないのだけど、その理由が、お金持っている人をみて

「そういうことにお金を使えるのなら、自分もお金持ちになりたい」

と思わせられるような使い方をしている人がいないからだ。

この本の考え方も環境問題に通じるものがあると思うけど、著者も言っている。

激しく働き、それで高い給料をもらい、「もの」を買い集めることがよいことだ、という洗脳が教育や社会全体を通して染みとおっていると。

そういえば、僕がちょくちょく見に行っているとある人のブログに書いてあった。
その人はニートではないのだけど、

「ニートで何が悪い」

と。働く、働かないは本来は個人の権利であり、たとえば国家が介入するべき問題ではない。激しく働いて、体壊して、高い給料もらっても将来の生活が安定するわけでもなく、「もの」を増やして大量消費を促すだけではないか、と。ニートは悪い、という社会の風潮がそもそも間違っている、と言っている。言われてみれば、そりゃーそうだ。ちなみに、ニートで家でじっとしていれば環境には結構やさしい。

話は戻って、この本の著者は言っている。

「一度、仕事をやめてみたら?」

と。それで自分の本当のやりたいこと、自分自身を高めることをしなさい、と。
もちろん、生きがいのある仕事、やりがいがあると思っている仕事を否定しているのではなく、仕事に不満があったり、「やらされている」と思う仕事なのであれば、辞めるべきだ、といっている。

話がいろんなところに脱線しては戻ってきてるような文を書いてるけど、僕は日ごろ思っているのが、

「一流の人は趣味も一流」

というところだ。やっぱね、仕事だけしかできない人に一流はいないよ。

で、僕自身は趣味が実にいろいろあるのだけど、どれも中途半端で三流の趣味しかない。まさに卒業もして、どかどかと与えられる仕事から解放され、まだ仕事を始めていない今こそまさに、

「自分を磨くことができる時間」

なのだ。仕事開始がいつかわからないけど、それまではそのために時間を使いたいと思っている。


で、僕のこれからの人生の目標として掲げたいのが、

スペイン語(英検でいう2級程度)
ビリヤード(B級、ボーラードという競技で平均75以上)
将棋(初段)
利き酒師

趣味って言うのもある一定以上のレベルに行かないと、面白くならないし長続きしない。今のうちにしっかり種を植えて、根を生やし、長い人生をかけて、これらの趣味をも楽しみながら磨いていきたい、と最近思っているのだ。
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by shinji_isono | 2007-05-11 13:02 | AnnArbor生活  

5月の更新速度がぐっと減ってるね!

にもかかわらず、結構な数の人に毎日来てもらってましてね。このサイトに。

申し訳ないのでペンを取ってみました(実際はキーボードだけどね!)


よっしゃ~~!!5月は就職活動はするものの、ビリヤード三昧じゃい!
と思ってたのだけど、なんか、ビリヤードやると左手がしびれるという病にかかってですね。この痺れがずっと取れない。ということで、週に2回くらいにしぼりつつやってるわけです。

おかげでうまくなりましたぜ!
結論から言うとですね、ビリヤードもテニスやスキーとかと同じなのです。
(両方とも基本的にほとんどやったことないのだけど)

うまくなるために、皆さんまず、
フォームを徹底的に固めるために素振りしたり、
基本を繰り返し練習したり、

そういうのを徹底的にやってうまくなっていきますよね?
プロ野球選手でさえも、毎日素振りやらキャッチボールをしてますよね?

ビリヤードも同じなのです!!

ただ漫然と撞いているだけではうまくならない。
基本ショットの反復練習、苦手なショットを徹底的に鍛える。これによってうまくなっていくのです!!
ということに気づいたのです。(ビリヤードそこそこ以上うまい人には当たり前すぎる話ですが・・・)

それによってやっぱりうまくなるね!
最近はボーラードでスペアも出るようになってきました。(ようはボーリングと同じルールで失敗1回までで10このボールをすべてポケットに入れるということ)

目標はボーラードB級なので、まだまだ先の世界ですけどね



ちなみに、

ビリヤードと日本で言うと、それはポケットビリヤードを意味します

が、

アメリカでビリヤードというと、ポケットが無い台でやるスリークッションがメインとなります。

このスリークッション、韓国ではこっちの方がポピュラーで、ポケットビリヤードは女性がやる簡単なゲーム、というイメージが強いのだとか。

なお、アメリカでポケットビリヤードは、Poolといいます。

ミニミニ英語講座でした。
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by shinji_isono | 2007-05-10 12:46 | AnnArbor生活  

ぷーたろう人生スタート

学生街であるアナーバー。セメスターが終わり、卒業式が終わると、本当に町に人がいなくなる。
レストランもカフェも図書館も、あれだけ人がいっぱい居たのが嘘のようにからっぽ。

ようやく、終わったんだなーという実感がわいてきています。
ブログをはじめ、メールでもいろいろな人からのお祝いの言葉を頂き、どうもありがとうございます。

そんなメールを見ていると、2年間いろいろあったのぉ・・・・と思うのだけど、実は2年間ではなかった!そんなことを思い出させてくれたのが、15年以上の付き合いであるU氏からのメール。

そう、実際に留学するぞー!なんて決めたのはまだ24歳くらいの時でして、それから留学しようと思いつつも、仕事しながらの留学準備が全然うまくいかず、ずるずると過ぎ去っていってたという長い歴史がある。

物事なんでも、実際に山を登りきってしまうと、「別にそんなにすごいことをしていたわけではない。」と思うのだけど、当時は、

アメリカで大学院留学

というのは、100%純粋日本製で育ってきた僕としては、相当すごい大変なことだと思っていたわけです。
まー、最初はMBAでも取るか、と思っていたところからスタートし、

環境スクールなんてものもあるんじゃない、
環境スクールってどこ?

というリサーチも、英語のサイトはからっきし読めなかったため、苦労しつつ探したり、そもそもアプライするのも大変だった。一校のアプリケーションの出し方をすべて理解するまで2日以上かかった(サイトがわかりにくい、というのもあったのだけど)。

目標設定が早かったため、留学費用だけは何とかなったけど(ずっとこつこつ貯めてたので)、ほんと、相当な金額がなくなったね!
人生でこんな贅沢をすることはもうないだろう。

お祝いのメールをもらうと、今後のキャリアもしっかりしなきゃなぁ、と思いますね。
いろいろな人にお世話になったというのもあるけど、「さー、これからこいつがどうなるのか?」を期待しつついろいろな人が見ている、そんな気がします。


次回は、なんといっても苦労した英語について、いろいろと書きたいと思います。
皆さんの参考になれば。
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by shinji_isono | 2007-05-02 02:43 | AnnArbor生活