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就職活動準備中

就職活動に向け、情報収集を開始中。
ひじょーに長い選考過程を踏む、とある国際機関等では早くも募集開始(仕事開始できるのは約1年度くらいにもかかわらず。。。)

スクールには、就職活動支援するためのスタッフも居て、何度もResumeおよびCoverLetterを見てもらった。おかげでこれらはだいぶよくなり、結果、サンプルとして他の学生の参考にさせて欲しい、ということなので了承。サンプル集としてバインディングされることに。

それはいいとして、早くも今月末締め切りの国際機関があったので出そうとしたところ、よく見たら「修士もしくはそれ以上をすでに取っていること」
と書いてあった。選考期間はすごく長いんだし、内定が出るまでに卒業するわけだから、卒業見込みでもOKだと思っていたのだが、違った。

ちょうど、前職でお仕事を一緒にさせていただいた方のBlog(後日乗)にも似たようなことが書かれていたのですが、ビジネスの世界が「MBA」という肩書きを妙に過大評価する傾向にあるのと同様に、こういう国際機関系はやたら「学歴」にこだわる。
Master以上でないと受け付けません、PhDでないと、事実上一定以上出世できない、とかがあるくらいだ。

大量の志願者を裁くために、学歴とか資格とか簡単にわかる「肩書き」である程度評価したがるのはわからんでもない。でも、少なくとも30歳以上の一定以上の実務経験を積んだ人たちに対してまでも、「学校でどのレベルのことを(昔)どれだけ勉強したか?」が足切りになるというのは理解できない。大事なのは、「学校で、理論をどれだけ学んだか?詳しく知っているか?」ではなく、「その理論を実際にどう使いこなせるか?それにより具体的にどういう成果を挙げたのか?」なのだ。
(だから、「経済学博士がいっぱいいるのに、いまだ貧困の格差を解消させられない国際機関××」、とかいわれちゃうのだ・・・)
そこには、肩書き等は関係ない。その人自身の価値によって評価されるものなのだ。

ちなみに、僕は自分の持っている資格・過去の経歴等は、初対面の人、付き合いが浅い人には、なるべく隠そうとする。そういう外見的に見やすいもので判断され、ステレオタイプなレッテルを貼られるのはいやだし、僕自身の本質だけをみて付き合って欲しいと思うからなのだ。

by shinji_isono | 2006-08-26 10:22 | AnnArbor生活  

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