Ghana Project Updates

昨日は久々に英語をよーしゃべりましたわ。
朝、WritingのチェックをNaitiveにしてもらい、1時間、その後プロジェクトミーティングが3時間ぶっつづけ(昼飯食わず)、その後、さらに30分~1時間ほど話し込み、最後に2時間ほど飲みながら話す。

さすがにこれだけ話すと疲れますね。ええ。



今日は久々にプロジェクトの話。
4/17という僕の誕生日までに(←誰も聞いてない)論文を出さないと、手続き上は4月卒業にならないため、そこで一応、提出できるように獅子奮迅の大活躍をしております。

この壮大な「ガーナ地方電化プロジェクト」。プロジェクトなのに現地にたった一人で乗り込み、1ヶ月で必要なデータをそろえ、分析をかけ結論を導く。ぶっちゃけていうと、一人のプロジェクトマネージャーと二人のスタッフという感じで作業はちゃくちゃくと進んできた。

総ページ数は、このまま行くと本編150ページ、全部で200ページ近い大作となることが判明。
(そのうちの僕の担当である本編80ページを今日書ききった!!)

今日はその一部のご紹介。

「開発」とは。というところでも話したのだけど、開発とは、現地の人が不足していると感じているところを「助けてあげるべき」であり、こっちからの価値観を与えるべきものではないのである。

過去、国際開発機関・途上国政府が行ってきた開発というのは、どちらかというと上からものを見ており、「助けてあげる」感がぷんぷんしてくるような、こっちの考えを教えてあげる(押し付ける)というやり方がおおい。たとえば、こないだ書いたような猟師に対するエピソードなんてそういう視点をよくうまく表現してると思うし、IMF・世銀の失敗事例などでよく批判されているところだ。


「ちがうだろ??そりゃー?」


というアイディアがこのプロジェクトの根底に流れている。いわゆるフィロソフィーだ。

今までの電化プロジェクト。往々にして、高い技術で安いコストの発電設備、送電線をいかに効率よく提供するか、にばかり終始したものばかりなのだ。なので供給した後、いまいち電力が使われていない、地元の人が使い続けられない、電化しても生活水準向上にあまり貢献できていない、ということが起きてしまうのだ!


ビジネスをやっている方ならご存知であろう。
新規事業・新規市場に進出する際に、まずやることは何だ???











「とーぜん、(潜在)マーケットのリサーチである!!」




つまり、彼らがどのくらい電力を使いたいと思っているのか、どのように使いたいと思っているのか、を知らなければ、なんもできまい!
これに関する研究がまーーーーーーーーったくといっていいほどないのである!


「そんなこたーないだろ」

と思い、この手の検索の専門家であるGoogle Scholarさんに何度も問い合わせた。

「少しぐらいはあるべ?」

「いや、いろいろなキーワードをいただいて検索しておりますが、なかなか引っかかりません。。。。」

「ほんとだ、出てくるのは技術がなんだとか発電方法がなんだとかばかりで、地元のニーズにフォーカスしたものはほとんどないではないか!!!(見つけたのは世界中で2~3件)」


というのが現実なのである。つまり、「とりあえず、提供することに意義がある」というオリンピック精神のような考え方がはびこっておるのだ!


この現状に耐えられず、パソコンの画面の前で、わなわなと怒りとともに震えだしたいそいそは、気づいたらガーナ行きの飛行機チケットを手に飛び出していた・・・
「現地の人の声を聞かなければ、開発なぞできまい。」という言葉だけを残して・・・(次回に続く)



人気blogランキング←今日はあまりの強風で、雪が下から上に降ってました・・・さむいっ!
[PR]

by shinji_isono | 2007-02-03 09:11 | ガーナフィールドリサーチ  

<< 体感気温-27度 Coolmove.orgと「5... >>